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date :2012年07月13日

升田式石田流対美濃囲い

基本図1は実践にでてきた局面です。
「早分かり石田流定跡ガイド」を参考に積極的な手を考えてみました。


升田式石田流VS美濃 基本図1
升田式石田流VS美濃 基本図2

基本図1は「早分かり石田流定跡ガイド」に、先後逆で少し似た局面があります。
本と違うところは▲7八玉から△7四飛とする前に、角交換をして▲7八銀と美濃囲いを完成させたという点です。

ここから△7四飛は▲7七銀とできるので効果があまりないように見えます。

後手は方針は大きく3つ
①銀を中央に使う ②3三銀から飛車交換 ③3三桂
 
大雑把な性質を分けるとこんな感じ
①  じっくり安定型。
②③ 積極スリル型。(③から△3一銀と引く指しまわしは例外)

この三つを大局感や読みで選ぶ感じになります。

「渡辺明の居飛車対振り飛車」に、美濃囲いに対して飛車交換を狙う変化が紹介されていました。
なので、第1図から△3三銀として飛車交換を狙うことが有力かもしれません。
飛車交換からの対応をマスターすれば怖いものなしですね(ヽ´ω`)

基本図1以下の指し手
△3二金 ▲7九玉 △5四飛(基本図2)

基本図2

△5四飛は揺さぶりの一手。

分岐(1)▲6八金(2)▲5六銀(3)▲8八玉

基本図2から▲2六飛には △3六歩 ▲同 飛 △3三銀で先手隙の多い形で後手十分です。


升田式石田流VS美濃 第1図
升田式石田流VS美濃 第2図

第1図

(1)▲6八金

▲6八金上 △3三銀 ▲8八玉 △2四歩(第1図)

ここから▲同 歩なら△同 飛と飛車交換を狙います。
第1図の形勢は互角ながら後手ペース。飛車交換は後手十分です。
飛車交換に▲4一角は先手陣の2筋に隙があるので△3一金とする一手。▲4一飛には、△3一飛でしょう。
先手は角筋が気になるところ。

▲6九金とした場合は△2五歩 ▲同 飛 △2四銀。
4枚の美濃囲いがしっかりしていて不安の場合は△2四銀△3三桂として互角だと思います。

第2図

(2)▲5六銀

▲5六銀 △3三桂 ▲8八玉 △1四角(第2図)

ここから、▲6六歩なら△2五角 ▲6七銀引 △2四飛。

▲4七角なら一例として、△2五桂 ▲6六歩 △2四飛 ▲6七金 △3三銀。

・▲5六銀から△1四角の変化は・・・後手のいい変化は発見できませんでした。
▲5六銀とされたら、△3三銀から飛車交換を狙う指し方でいいと思います。

「早分かり石田流定跡ガイド」には△1四角の前に△3四飛▲4七銀としてから△1四角とする指し方が載っていますが、次の▲5六角打とされると対応がよくわからないので、腰掛銀のところで△1四角を選択しています。


升田式石田流VS美濃 第3図
第3図

(3)▲8八玉

▲8八玉 △3九角 ▲2六飛 △5七角成 ▲同 金 △同飛成 ▲5八銀 △5四龍(第3図)

これからの勝負ですが先手は動きづらい。後手やや満足です。
後手は左銀・桂を自然に使う感じでしょうか。



積極的に動いてみる変化は、自分のペースに持ち込みやすいのでおもしろそうです。
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Author:よこしま
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