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date :2012年07月

升田式石田流対美濃囲い

基本図1は実践にでてきた局面です。
「早分かり石田流定跡ガイド」を参考に積極的な手を考えてみました。


升田式石田流VS美濃 基本図1
升田式石田流VS美濃 基本図2

基本図1は「早分かり石田流定跡ガイド」に、先後逆で少し似た局面があります。
本と違うところは▲7八玉から△7四飛とする前に、角交換をして▲7八銀と美濃囲いを完成させたという点です。

ここから△7四飛は▲7七銀とできるので効果があまりないように見えます。

後手は方針は大きく3つ
①銀を中央に使う ②3三銀から飛車交換 ③3三桂
 
大雑把な性質を分けるとこんな感じ
①  じっくり安定型。
②③ 積極スリル型。(③から△3一銀と引く指しまわしは例外)

この三つを大局感や読みで選ぶ感じになります。

「渡辺明の居飛車対振り飛車」に、美濃囲いに対して飛車交換を狙う変化が紹介されていました。
なので、第1図から△3三銀として飛車交換を狙うことが有力かもしれません。
飛車交換からの対応をマスターすれば怖いものなしですね(ヽ´ω`)

基本図1以下の指し手
△3二金 ▲7九玉 △5四飛(基本図2)

基本図2

△5四飛は揺さぶりの一手。

分岐(1)▲6八金(2)▲5六銀(3)▲8八玉

基本図2から▲2六飛には △3六歩 ▲同 飛 △3三銀で先手隙の多い形で後手十分です。


升田式石田流VS美濃 第1図
升田式石田流VS美濃 第2図

第1図

(1)▲6八金

▲6八金上 △3三銀 ▲8八玉 △2四歩(第1図)

ここから▲同 歩なら△同 飛と飛車交換を狙います。
第1図の形勢は互角ながら後手ペース。飛車交換は後手十分です。
飛車交換に▲4一角は先手陣の2筋に隙があるので△3一金とする一手。▲4一飛には、△3一飛でしょう。
先手は角筋が気になるところ。

▲6九金とした場合は△2五歩 ▲同 飛 △2四銀。
4枚の美濃囲いがしっかりしていて不安の場合は△2四銀△3三桂として互角だと思います。

第2図

(2)▲5六銀

▲5六銀 △3三桂 ▲8八玉 △1四角(第2図)

ここから、▲6六歩なら△2五角 ▲6七銀引 △2四飛。

▲4七角なら一例として、△2五桂 ▲6六歩 △2四飛 ▲6七金 △3三銀。

・▲5六銀から△1四角の変化は・・・後手のいい変化は発見できませんでした。
▲5六銀とされたら、△3三銀から飛車交換を狙う指し方でいいと思います。

「早分かり石田流定跡ガイド」には△1四角の前に△3四飛▲4七銀としてから△1四角とする指し方が載っていますが、次の▲5六角打とされると対応がよくわからないので、腰掛銀のところで△1四角を選択しています。


升田式石田流VS美濃 第3図
第3図

(3)▲8八玉

▲8八玉 △3九角 ▲2六飛 △5七角成 ▲同 金 △同飛成 ▲5八銀 △5四龍(第3図)

これからの勝負ですが先手は動きづらい。後手やや満足です。
後手は左銀・桂を自然に使う感じでしょうか。



積極的に動いてみる変化は、自分のペースに持ち込みやすいのでおもしろそうです。
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2手目△3二飛戦法 駒組考察

AERAに藤井九段の記事が2P載っていたので読んできました。
たぶんAERAの編集部に藤井ファンがいるのでしょう(笑)

ついでに「2手目の革新3二飛戦法」を立ち読み。
とても参考になったので、もう一度駒組を再考察します。

2手目△3二飛戦法 駒組考察 第1図
2手目△3二飛戦法 駒組考察 第2図


第1図

「久保の石田流」には▲6六馬に△6四歩としています。
「2手目の革新3二飛戦法」によると、▲7五歩とされたときに、△6三馬とできるためと書かれていました。

第1図以下の指し手
▲6八玉 △7二銀 ▲7八玉 △7一玉 ▲8八玉 △8二玉
▲7八銀 △9四歩 ▲9六歩 △5二金寄 ▲4七銀 △4二飛 ▲4八飛 (第2図)

第2図

互角ながら後手不満のない進行です。
次に△5四歩や△4四銀、△4五飛など手に困らない。

△5二金が指南の手で、△4二飛車から先手を牽制することができます。

△5二金と寄った局面は▲3三馬の変化は気になりますが、
△同飛、△同桂のどちらでも後手指しやすい感触。
意外と先手は2筋を破れる割に効果が薄く、駒損が響く展開になりそうです。

単純にこの後の手順を考えるなら
△4四銀 ▲4六歩 △5四歩 ▲5六銀 △3三桂 ▲2八飛
△5五歩 (第3図)

第3図
以下、▲同銀に△3五銀でしょうか。いい勝負みたいです。
2手目△3二飛戦法 駒組考察 第3図
2手目△3二飛戦法 駒組考察 第4図


第1図以下の手順で▲7八玉を▲4七銀とした場合。

▲4七銀 △5二金寄 (第4図)

第4図

▲4七銀に対して△5二金から△4二飛を見せます。
次に4二飛と振って▲4六歩を打たせれば、先手一局ながら少し悔しい。
△4二飛なら第2図と同じような局面になります。

升田式石田流のあれこれ

自戦譜のあれこれ

升田式石田流 あれこれ 第1図
升田式石田流 あれこれ 第2図

第1図

先手▲1六角と打ったところ。
3二金としていない場合にありそうな手筋です。

第1図以下の指し手
△3三飛 ▲4五銀 △6五角▲5六歩 △1四歩 (第2図)

第2図

実践は▲5六歩を▲3一金、△4二金と進んで角銀交換に。
それでも後手十分だとは思いますが、△4二金のところを単に1四歩が機敏な手。

第2図は、いつでも1五歩があるので後手有利。
▲3四銀なら△3一飛、▲7六玉なら△3二飛から△3三桂があります。

升田式石田流 あれこれ 第3図
升田式石田流 あれこれ 第4図

第3図

ここは△2二角から飛車交換を狙います。
△2二金 ▲5五歩 △3二金とすると▲2二歩成から同じような変化になりますが、▲5五歩が嫌味です。

ちなみに、後手3五まで伸ばしてない△3四歩型の場合は △2二角とせずに△4四角がいい手になります。

第3図以下の指し手
△2二角 ▲同歩成 △同 飛 ▲同飛成 △同 金 ▲4二飛 △6二飛 ▲4三飛成 △2七角 (第4図)

第4図

ここまでほぼ一直線だと思います。
ここから実践は▲4八金 △5四角成 ▲同 龍 △同 歩 ▲5三角 △2三飛と進みました。
しかし、△2三飛よりも△2七飛でわかりやすく後手有利でした。

2手目△3二飛戦法のあれこれ

自戦譜のあれこれ

2手目△3二飛戦法 一歩得角交換 第1図
2手目△3二飛戦法 一歩得角交換 第2図


第1図

2手目△3二飛車戦法に対して先手が仕掛けたところです。
▲4三角成とはせず、一歩得から縦攻めの構想が考えられます。

第1図以下の指し手
△7三玉 ▲7四角 △8二玉 (第2図)

第2図

▲8八飛からの攻めは気になりますが、筋違い角風な展開で、後手不満なしといったところです。
△7三玉のところ、△7二玉でも特に変わりません。
実践は第1図から△8二銀として窮屈な進行になりました。

先手は▲7五歩と突いてから△同歩▲6五角打も筋ですが△9四角で十分でしょう。
と思ってたら「2手目の革新3二飛戦法」の本にうまい手が載ってました。

△9四角のところを
△7六角 ▲同 角 △同 歩 ▲6五角 △5二玉 ▲8三角成 △7七歩成
▲同 桂 △7六歩 ▲6五桂 △7二金
として後手がいいようです。

2手目△3二飛戦法 駒組大局観 第3図
2手目△3二飛戦法 駒組大局観 第4図

第3図

後手は基本的な駒組は終えたところ、中盤に備える一手は?(第4図)

第4図

(A)△5三歩

実践は△8四歩から銀冠としましたが、△5三歩から△5三金の進行が自然でしょうか。
金と飛車が軽くなって、△4二飛と振ることができるようになります。

先手は▲4七銀から右四間とするのがわかりやすそう。
4筋が争点になりそうです。

金を動かした場合、▲3三馬で一見困ってそうですが、△同飛で後手有利になりそうです。
先手の左銀の位置次第では△4二飛と振っても問題ないと思います。

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Author:よこしま
三間飛車をよく使う人

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